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TERAOKA

採寸計量器から取得した荷物データをクラウドで統合管理
どこからでもリアルタイムなデータを活用でき、業務効率向上。Web API連携も可能に

お客様情報

株式会社寺岡精工

従業員数
:3,742名(2021年度)
資本金
:1億円
業務内容
:流通小売、食品製造、物流、
飲食・専門店向け製品の製造、販売、保守

Azure 導入サービス

出荷データ管理システム「SQ CLOUD」

自動採寸計量器「SMART QBING」シリーズと「マイクロ SMART QBING」を通過した荷物データ(バーコード・サイズ・重さなど)を
リアルタイムで管理可能なクラウドサービスです 。

これまでの課題

  • ①荷物データを管理するPCサーバーなどの準備と、各案件ごとに開発するソフトウェアの個別導入に手間がかかっていた。

  • ②各拠点の荷物データを集約するシステム構築が必要で、高価なシステム機器やOSの設備管理に手間とコストがかかっていた。

Azureを活用した結果

  • ①PCサーバーの準備が不要になり、各案件ごとに生じるカスタマイズもAzureにデプロイして済むため、短期間でのサービス開始が可能になった。

  • ②拠点ごとのデータや、それを集約したデータも安価なPCで閲覧可能になり、手間とコストが減った分、荷物データを運送会社に連携するなどの拡張開発の余裕が生まれた。

OECのサポート領域

項目①

課題解決・理想実現のための
構築方法の検討

OECの
サポート例

新サービス企画段階から参加し、
製品化実現方法の提案と
開発に適切なパートナーを選定、
連携したサポートを実施

項目②

システムのクラウド連携

OECの
サポート例

Microsoftとの連携力を
生かしたAzureの技術サポート

IoTを利用したさらなる利便性をお客様に提供できるようになった

クラウドサービス「SQ CLOUD」をリリースすることになった経緯をお聞かせください。

各拠点ごとに集荷/出荷する荷物データを手間なく低コストで一元管理できないか?といったお客さまの声がきっかけで開発をスタートしました。
OECからアドバイスやご提案をいただきながら、クラウドと採寸計量器の間を遅延なく通信できるようにしたり、従量課金のAzureコストを抑えるために送信データのまとめ方を工夫しながら開発を進めました。
結果として、お客さま自身がSQ CLOUDを使って、全国各拠点の自動採寸計量器と手動採寸計量器を通過する荷物データをリアルタイムで活用・分析できるようになりました。

SQクラウドに接続可能な自動採寸計量器「SMART QBING」

知識やスキルが豊富で安心してお任せすることができた

なぜOECとプロジェクトを進めていくことになったのでしょうか。

新サービスの機能や内容を検討しているタイミングでOECからMicrosoft Azureをご紹介いただきました。
以前から産業用途の組込Windows製品も開発しており、OECはWindows関係で困った時にはまず相談してみようと思える信頼できるパートナーです。
話を聞いていく中で、当社で製造するWindows製品と親和性が高いことや、クラウドサービスとしての受賞歴があり十分な実績をがあることを踏まえて、当事業部のお客さまも受け入れやすいパブリッククラウドはAzureではないかと考えました。

プロジェクトを進めていく中でのOECのサポートはいかがでしたでしょうか。

Azureについての技術面や契約面の問い合わせに対して、スピーディーな解決に導いてくれました。クラウドの利用コストを抑えるための相談に乗っていただけたことも助かりました。
時には、Microsoftと連携して正確な情報を収集して回答してくれました。Microsoftに問い合わせできる環境がユーザーに対しても安心感を与えることもあったと思います。
半導体、システムを取り扱う商社の強みとして、エッジデバイス側との連携についてのサポートもありました。
開発を委託するためにOECに選定いただいた協力会社も、フットワークが軽く、知識やスキルが豊富で技術提案力が高く、安心してお任せすることができました。
(弊社は協力会社へのAzure技術サポートも行っております。by OEC)

クラウド化したことでいつでも、どこからでもデータを活用できるようになった

クラウド化したことで、どのようなメリットがございましたか。

サーバーの選定・手配・設置が不要になったことで、遠隔地まで訪問することが不要になり、より早くお客様にサービスを利用していただけるようになりました。
データをクラウドに収集し、お客様が必要なデータを取得できる運用を標準構成として整備したことで各案件ごとにデータファイルの送信方法を検討・構築していた時に比べ、社内の開発⼯数を⼤きく減らす結果となりました。
お客様にとっても、導入までの期間が短縮されたり、PCからどこからでもリアルタイムな出荷進捗や実績を確認し、サービス向上に活用できるようになったりしたことがメリットだと考えています。

クラウド利用拡大による利便性の向上を追求していきたい

今後の展望について教えてください。

今や、社内では、クラウド利用は特別なことではなく当たり前のように活用しています。
新しいことに積極的にトライする社風もあって、利便性を向上した新たな機能の展開を常に検討しています。
SQ CLOUD以外の物流機器も、今後さらにクラウド連携を強化していく方針で、現在では、既存製品にAzureのメリットを追加した製品の構想にも着手しています。
今までのAzure利用の実績を踏まえて、社員もAzureの勉強を進めており、自社開発にも挑戦していきたいと思っています。
今後もOECには、相談したいと思っています。

コンパクト採寸計量器「マイクロ SMART QBING」

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