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Intel Embedded 導入事例

Intelプラットフォームは幅広い分野で採用されております。
Print Image、Automotive、Industrial、Retailなどの導入事例についてご紹介いたします。

導入事例

■Print Image

PrintImage

■使用用途
画像処理には、CPUのみで処理する方法と、ASICとCPUを使い処理をする方法があります。
Intel プラットフォームのみで様々な機能の高速化や追加が可能です。
Intel CPU内部にGPUがあり、GPUがOpenGLに対応しているので汎用性が高いソースコードが使用できます。
また、OpenGLからアンチ・エイリアスを使うことも可能です。

ASICとCPUを使い画像処理をする方法では、ASICを使ってパターンマッチング処理をしていますが、
CPUとComputer Vision SDKの組み合わせで、CPUのみでのOCRのパターンマッチング処理ができます。
ASICと接続するPCIe部で広帯域、低遅延でデータのやり取りが可能です。

EEE省電力対応しCPUも低消費電力(5W~10W)です。

■Automotive

Automotive

■使用用途
国土交通省は保安基準を改定し、2016年6月からバックミラーの代わりに、
電子ミラーなどのカメラ・モニタリング・システムを使用することが可能となりました。
これはドアミラーやルームミラーの代わりにカメラとディスプレイで周囲を確認することが認められたということです。

従来の鏡ではどうしても死角が発生してしまいます。電子ミラーにすることにより死角を減らせます。
Intel CPUにはMIPI-CSIがあり、ISP(Image Sensor Processing)を内蔵しているためCPUにCMOS sensorを繋げ、
撮影映像のチューニング及びCMOSカメラから撮影した映像を画像処理することもできます。

Intel CPUは仮想化機能によりメーターパネルに電子ミラーなどのカメラ情報、ナビ画面を統合して表示させることが出来ます。
仮想化で分離させている為、個別のシステムが落ちたとしてもASIL機能安全が確保出来ます。

■Industrial

Industrial

■使用用途
Intel CPUには広い温度範囲で低消費電量であり、さらにリアルタイム性が高い機能を製品によってはサポートしています。
Industrialでは幅広い温度範囲を求められることから温度拡張CPUはTjunction -40~110℃をサポートしています。
消費電力はTDP 5W~10Wとなっています。

TCC(Time Coordinated Computing)を使うことによりリアルタイム性を高めています。
TCCを使用することにより接続されたデバイスの周辺機器とネットワークを同期できます。
また、アプリケーションのレイテンシーをネットワーク全体で1マイクロ秒の精度を実現できます。
この機能はFA機器やロボット、モーターなどと同期が可能です。

■Retail

Retail

■使用用途
Intel プラットフォームにはEEC(誤り訂正符号)メモリやIntel®Active Management Technology(Intel® AMT)などの機能を
製品によってはサポートしています。

ECCメモリとは重要なデータを扱う場面ではデータエラーを最小限に抑えることが必要不可欠となります。
そこで重要なデータを扱い、稼働に高い信頼性が求められるPOSやATMにはECCメモリが使われることが多いです。
ECCメモリはシングルビット・メモリエラーに対しメモリエラーを検出し、このエラーを正しい値へ訂正します。
マルチビット・エラーに対しては正しい値へ訂正することは出来ませんが、メモリエラーを検出することができます。
Intel CPUはECCメモリに対応しているのでECCメモリを使うことができ、システムの信頼性を高めます。

Intel®AMTとはコンピュータを遠隔管理するための機能となります。
管理者がネットワークを通じてPOSやATMの状態を調べたり、遠隔操作することができます。
また、電源が切れていたりOSや一部の装置が正常に機能していなくても利用することができます。

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