台湾駐在員事務所 所長
2012年キャリア入社 総合理工学部卒
T.F
前職はエレクトロニクス製品のエンジニア業務に従事していました。7年間勤務し、新しい分野に挑戦したいと考えたのが、転職のきっかけです。OECには当初、技術部門であるFAE(フィールドアプリケーションエンジニア)として応募しましたが、面接の際に営業ポジションでの入社を打診されました。初めての経験で不安も若干ありましたが、文字通り新しい分野への挑戦ということもあり、その未知への期待感と好奇心から、OECへの入社を決意しました。
入社後、営業担当として横浜本社、大阪営業所に勤務、多彩な商材を取り扱ってきました。2023年5月からは、台湾に赴任し駐在員事務所に勤務。既存の台湾ベンダーとの関係性構築(会社・製品調査、打ち合わせ等)を通して得られた情報を、日本にいる営業部門へ共有し営業活動の支援する役割を担っています。日本にいるOECの営業メンバーと日々連携しながら業務を行うとともに、親会社である岡谷鋼機の台湾岡谷鋼機メンバーとも連携して業務を進めています。
駐在員事務所というのは、営業活動や販売活動など、支店や現地法人のように営利を発生させる活動はできません。よって活動は日本国内拠点にいる営業への連絡業務や現地の市場調査にのみ限定されています。したがって私の立場は、台湾と日本の橋渡し役であり、日本からの要請による台湾ベンダーの新規開拓や既存ベンダーとの関係性構築が大きなミッションになります。台湾ベンダーはOECにとって重要な仕入れ先が多く、主に産業用組込みPCやPCの基板であるマザーボード等を製造しているメーカーが対象になります。仕入れにおいては価格や納期、品質などクリアすべき要素は数多くありますが、日本国内の営業、台湾ベンダーそれぞれの立場に立って調整し、案件を獲得できた一つひとつが印象に残っています。
日本のお客様と直接やり取りする機会は少ないのですが、台湾ベンダー製品を採用することを考えているお客様が台湾ベンダーの会社・工場訪問等で台湾へ視察に訪れることがあります。そういったお客様にとって、製造の現場を確認することは採用に向けた重要なポイントの一つ。その際、私が現地の事務所・工場のご案内をさせていただいており、そのお客様から帰国後に感謝の言葉をいただけた時にはやりがいを感じます。また、すでにお取引のある台湾の会社・工場へ訪問し、直接仕入れに関する会話をすることもあります。現場を見なければわからない部分も多々あるため、そこで得られた情報を日本へ展開し、その情報が営業戦略、ビジネス拡大に寄与することにもやりがいを感じています。
OECは社員が200名ほどのコンパクトな会社です。数千人規模の大きな会社ではないので、ある程度業務を学んだ後は任せてもらえる部分が少なくありません。また、私は前職がエンジニアだったため、営業としては周囲にたくさんサポートをしていただきがむしゃらに業務を覚えていきました。このように人を育て、任せて成長を促す風土がOECにはあると感じています。いつでも誰にでも相談しやすい環境ですし、それが働きやすさや安心感を生んでいると思います。
今は台湾で業務を行っているので、日本と連携してビジネス拡大に向けた業務に注力したいと考えています。台湾ベンダーが新しい取り組みをする際に、OECに最初にお声掛けいただける事ができれば、ビジネス拡大に大きく貢献できます。将来的には、日本へ戻った際も台湾で業務を行った経験を活かしていきたい。台湾の現場を知っているからこそ実現できるビジネスを生み出したいと思っています。
OECの業務は、お客様、仕入先の調整を行うことが基本となりますが、社内含めて基本的に人と人との仕事。そのため、face to faceで会話をしながら業務をすることが重要になってきます。人との対話は人生の中で活きる部分も大いにあると思います。取扱製品の知識に加え、対話というコミュニケーションを実践していく中に、お客様、仕入先いずれにも喜んでいただくやりがいが生まれます。そのやりがいをOECで実感してほしいですね。
8:50
出社 メール確認・返信
10:00
台湾岡谷鋼機とミーティング
12:00
昼食
13:00
外出 台湾ベンダー訪問
14:00
台湾ベンダーと情報交換 日本サイドの意向報告
16:00
帰社 メール確認・返信
17:00
日本の営業チームと情報共有・各種調整
18:00
退社
SPECIAL
未来に、ワクワクを実装しよう。
ENVIRONMENT
働く環境を知る
RECRUIT
採用情報