ライセンスの選び方
Windows IoT EnterpriseとWindows Server IoT(コアベース)のライセンスの選び方
について説明いたします。
Windows IoT Enterprise ライセンスの選び方
①LTSC or GAC を選択する
・一般的な組込み機器の場合、LTSCの選択を推奨します。
・企業ポリシー等がある場合、GACをご検討ください。
・LTSC Long Term Servicing Channel
- 組込み/基幹システム向け
- 機能アップデート無し
・GAC General Availability Channel
- ビジネスユーザー向け
- 機能アップデートタイミングをコントロール可能
②CPUより選択する
Highend、Value、Entryの3種類があり、搭載するCPUによりライセンスが異なります。
詳細はお問合せ下さい。
③ePKEA or PKEAを選択する
方式 | COA | COAサイズ | Product Key
入力方式 |
Product Key
取得方法 |
似た方式の
代表的製品 |
---|---|---|---|---|---|
ePKEA | TN COA |
22.23mm×8.74mm |
OSイメージ作成時
に一回入力 |
OEMがMicrosoftへ
事前にリクエストし入手 ■Product Key取得方法 |
・WES
・POSReady ・Industry |
PKEA | PC COA |
70.00mm×21.00mm |
Sysprep後、
一台ごとに入力 |
COAに記載 |
・Win7 Pro FES
・8.1 Pro FES |
※COAサイズは変更となる場合がございます。
※Differed Activation:インターネット接続がある環境では自動的にアクティベーションが行われます。
インターネット接続がない環境でも、オンラインサービスを除き全ての機能が使用可能です。
Windows Server IoT ライセンスの選び方
①Serverの用途および、Serverのエディションを選択する
・汎用Server用途ではなく、専用用途であることを確認下さい。
・Windows Server IoT 2022の場合
‐Datacenter/Standard/Telecommunications
基本的な使用用途であれば、可用性があるStandardを推奨します。
・Windows Server IoT 2022 for Storageの場合
‐Standard / Workgroup
②必要となるサーバライセンスを計算する
・コア数
・プロセッサ数
③必要となるCAL数を計算する
・必要なユーザー数/デバイス数を確認する。
・User CAL or Device CAL、どちらが適しているかを確認する。
・RDS CALが必要かを確認する。
CALタイプ | パック | Lot |
---|---|---|
Windows Server IoT 2022 CAL | 1 User /1 Device
5 User /5 Device |
1枚/10枚 |
Windows Server IoT 2022 Remote Desktop Services CAL | 1 User /1 Device
5 User /5 Device |
1枚/10枚 |
※CAL:Client Access License
※RDS CAL:Remote Desktop Service CAL、通常CALに加えて別途必要
お問い合わせ
何かございましたら、下記までお問い合わせ下さい。